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多焦点ソフトコンタクトレンズ

私たちがものを見るとき、網膜全てにきちんとピントが合っているわけではありません。網膜の中心部にはピントが合っていても中心から離れていくにしたがってピントがずれていきます。この現象が近視進行に関与していると考えられ、それを是正するのが多焦点のコンタクトレンズです。遠近両用のコンタクトレンズは国内ではSEED社の1dayPureのみが承認されており、当院ではこのコンタクトレンズを処方しております。
保護者のいない日中に装用するので、ゴミが入った時などに対処するため、自分で取り外しができるようにならないとなりません。もちろんコンタクトレンズですので厳格な管理も求められます。

処方の流れ

  1. 受診・適応検査
  2. 装用練習
  3. 1週間後に定期検査
  4. 問題なければ3か月に1回の定期検査

②の装用練習はコンタクトレンズ装用が初めての場合は1時間程度要することがあります。

費用

保険診療ですので診察費用は一般のコンタクトレンズ診察費用とかわりません。
コンタクトレンズの費用は両眼で1か月分6000円(税込)です。


コンタクトレンズ使用上の注意点

コンタクトレンズは高度管理医療機器です。誤った使用をすると感染による角膜潰瘍など重篤な目の病気を発症することもあります。以下の注意点をお守りください。

  • 取扱方法を守り、正しく使用する。
  • 装用時間を正しく守る。
  • 定期検査は必ず受ける。
  • 少しでも異常を感じたら直ちに眼科医の検査を受ける。

眼鏡の必要性

コンタクトレンズを使用すると、アレルギー性結膜炎などを発症することがあります。その場合、コンタクトレンズ装用は治療が終わるまで禁止になり、その間は眼鏡で過ごしていただくことになります。そのため、眼鏡をお持ちでない方には最初に眼鏡の処方をお勧めしております。

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