当院での翼状片手術について

翼状片手術は黒目に侵入した翼状片の組織を切除・除去する手術です。
手術は局所麻酔で行い、所要時間は30分程度です。

手術の方法は単純切除や有茎弁移植などさまざま方法がありますが、当院では遊離弁移植を行っております。
まず、黒目に侵入した翼状片を根元の白目の結膜から切除します。切除した範囲は結膜が無くなってしまうので、他の部分の余分な結膜を移植して覆います。移植した結膜を極細の糸で縫って終了です。術後の痛みを抑えるために治療用コンタクトレンズをのせることもあります。

手術後の通院

翼状片の再発を防止するために手術後の炎症を抑えることが重要です。

そのため術後3か月は、炎症を抑える目薬の点眼が必要です。通院で経過観察を行います。

手術費用

手術は保険適応です。ご負担いただく手術費用の目安は以下の通りです。

1割負担	2割負担	3割負担
約7000円	約14000円	約21000円